It's mine written by ハマゾノリョウジ


いつも下ネタを織り交ぜてばかりでこのままではいつまでもギャルが読んでくれないので、今日は為になる話をしようと思う。 
 
 
激辛
 
 
鹿児島にもたくさんの激辛な食べ物を提供しているお店がある。 
 
 
まだそこまで知らないが、お店に関しては自分で行って後日紹介させていただくとして、今回はこの「辛い」と感じるのはなぜかというところに着目したい。 
 
 
僕はこれといって辛さに強い訳ではないが嫁さんが辛いもの好きとあって昔よりは強くなったと錯覚を起こしている。 
 
 
辛いのがあまり好きじゃない人を1としたら嫁さんが辛さレベル10で僕はせいぜい3くらいだろうか。 
 
よくわからないがそのくらいだ。 
 
そんな3の僕が何かで得た情報
 
 
食べ物の辛さは舌で感知している
 
 
ほぉ

 
 
みんな既に知っていることなのかもしれないが僕は初耳でなんだか信じられなかったんだ。 
 
 
確かに味は舌で感じているというのはなんとなくわかる。 
 
 
でも辛さは舌じゃないだろう  
 
なんか他にあるだろう器官がよぉ
 
そんな根拠もなにもない疑いの目を向けていたんだ 
 
 
そういうことならば、食べたものを舌にさえ触れさせなければ辛さなどものともせずに食えると、そういうことか 
 
 
もちろん舌に触れなければ恐らく味はしないであろうが一見の価値あり。ということで検証してみた。 
 
 
手っ取り早くコンビニで買える鬼辛いものといえばこれだ 
 

先に言うとこれはお菓子では相当辛いので苦手な人まじで心して買って欲しい 
 
 
知らずに食べると3くらいの人間は悶絶必至だ 
 
 
よし 
 
おさらいすると、舌につけなければ辛さを感じないんだな 
 
1つ取って口に入れる 
 
舌に触らせず噛んでみる

ここでいきなり気づくことがある 
 
 
普段全く意識していないが実はモノを食べた時、必ず舌に触れてしまうような食べ方をしているということだ。 
 
 
そこをどうにか集中して歯のみで噛んで飲み込んでみようと試みる 
 
 
試みるんだ 
 
でも噛んだあと、それも噛む度、必ず「舌に触れさせずに飲み込むぞ」という自分の意思と反してその噛んだ食べ物を舌が触りにくるのだ 
 
 
これはやってみればわかる 
 
必ず 
 
必ず舌が味なのか辛さなのかをチョンチョンと確認にやってくるんだ
  
 
体内に入るものすべてこいつの検問を突破しなければ入体できないのだ 
 
 
こっちは辛さの検証をしてるんだ 
 
邪魔してくれるなよ青二才め 
 
 
「触るな」と指令をだしてももはや聞く耳もたず 
 
 
ちょ待って 
 
 
こいつ(舌) 
 
 
俺じゃないのか 
 
 
自分の身体の一部とは思えない 
 
こいつは僕の身体に寄生した違う生命体 
 
 
無理 
 
 
怖い 
 

己の身体なのに己の意思とは反した動きをされるほどの恐怖はない 
 
 
一度、くるぶしがパンパンに腫れて病院で傷口に穴開けて、その穴にガーゼを詰められた時、足の神経的なとこに当たって意思とは別に足が勝手にビクンッとなり先生に軽めに蹴りをいれたことがあるがその時と同じ恐怖だ 
 
 
いつも自分が動かしてるって思ってた 
 
 
でもあれは嘘なんだ 
 
 
味見する時ペロってやるあの舌も 
 
 
 
チェリーの管を結べるあの娘のあの舌も 
 
 
友人の江夏賢という男の芸の舌回しも 
 
 
あれは自分やってるんじゃない 
 
 
全部舌が従ってあげてるんだ 
 
 
気付いた
 
こんなことなら知りたくなかった 
 
 
こんな思いするくらいなら検証なんてしなけりゃよかった 
 
 
舌に関しては僕の意思は基本的には通用しないんだ 
 
 
あくまで舌の了承を得れて初めて動作するんだ 
 
立場が舌の方が上だ 
 
 
 
 
 
いや待てよ 
 
 
でもこれは僕が変なもの、つまり腐ったものであったり、自分に合わないものだったりを食べてしまわないように彼(舌)が事前にジャッジしてくれるのではないか 
 
そうであれば僕のことだけを考えて生きている 
 
 
こいつは誰よりも僕に従順なやつなのかもしれない 
 
舐めようと思えばなんだって舐めるし、舌にピアスの穴を開けられたってこいつは黙って従ってる。 
 
 
ただご主人様と 
 
 
あなた様の体内にお入れする時だけは何があっても私を通してくださいと 
 
 
でなきゃ、ご主人様に身になにかあられては。。。  
 
 
ということか 
 
 
ありがとう 
 
 
僕の身体は僕のものだ 
 
 
でも守ってくれるのは君だ 
 
 
以上、為になる話でした。 
 
 
 
         ハマゾノリョウジ

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