矛盾 written by ハマゾノリョウジ


子供が産まれ、奥さんの産休の時期もとっくに過ぎ去った
 
 
 
 
そんなこともあってか、僕自身、特に夜に出歩くなんてことはめっきりなくなってしまった 
 
 
 
たまたま新型コロナウイルスの蔓延によって深夜出歩くこと自体自粛するムードになりつつなるが僕はコロナ関係なしに家を出づらい状況にある 
 
 
 
子供の成長が1日1日大きい今、外で飲み歩いている場合ではないとも自分自身でも少し思うのだ 
 
 
 
しかしながら毎週の様に朝方まで飲み歩いていた僕としてはたまには飲みに出動したいと思っているのもまた本心だ 
 
 
 
この矛盾した考えに自身でもガッカリするが人間誰しも白黒では物事を決めれまい 
 
 
グレイゾーンが存在する 
 
 
 
断り続けた飲みの誘い 
 
  
 
 

大概「行きたい」が本心だ 
 
 
 
誘ってくれるだけ本当にありがたい 
 
 
 
断ってしまうことが大半だが心の底から誘われるのは嬉しい 
 
 
 
嬉しいし、その誘いに本気で答えたいと思ってもいるのだ 
 
 
 
 
しかし、上記にした通り葛藤があるプラス奥様の承諾を得れるかどうかが大きく関わってくることとなる 
 
 
 
 
この文章を奥様に見られたら終わりだが事実だ 
 
 
 
僕がスノーデン氏並みに命を賭けていることを信じてほしい  
 
 
 
 
 
常に最新の注意を払い、タイミングとヴァイブスを見極め、飲みの誘いがあったと提案する 
 
 
 
一蹴りされることもあれば、「いいんじゃない?」と笑顔で送り出されることもある 
 
 
 
しかし、「いいんじゃない?」と言われた僕は勘違いして朝まで飲んでしまう 
 
 
 
結果、次の日に不機嫌な奥様に媚びを売る日々が続くのだ 
 
 
 
 
学習した僕はどんどん「飲みに行く提案」をするのを消極的になってしまう 
 
 

 
上下関係が出来上がっていく様だ 
 
 
  
 
僕は友達と飲むのが好きだ 
 
 
ただ、家庭も子供も大切に思っている 
 
 
その葛藤の中、今のところ、家庭を優先することが多い 
 
 
それは今しかないからだ 
 
 
 
友達はきっとその辺をわかってくれる 
 
 
 
そう信じている 
 
 
 
これが現時点での僕のライフストーリー 
 
 
 
「俺の意見より嫁の機嫌」 
 
 
 
聴いてください 
 
 
 
ZORNで「Life Story feat. ILL-BOSSTINO」 
 
 

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