MOUNTAIN HIGH CANDLE Work Shop
 ~オリジナルグラデーションキャンドル作り~

2016.10.19 (wed)

オリジナルグラデーションキャンドルを作るワークショップ

presented by Nuff / MOUNTAIN HIGH CANDLE

Nuff / http://www.nuff.cc/web/

MOUNTAIN HIGH CANDLE / http://mountainhighcandle.com


毎月1回、オリジナルキャンドルを作る事が出来るワークショップを開催しているのが、鹿児島市春山町にある、Nuff。 本当にここでいいのかな。ってくらいに民家が所狭しと建ち並ぶ細い坂道を上がって行った先にNuffはある。

到着すると、そこらへんにはない印象的な建物と広い庭と言うのが正しいのかわからない、なんとも素敵な空間が視界をロックする。

丘の上にあるので、今年は暑い10月の鹿児島でもティシャツに長袖のシャツを羽織るのがちょうど良い気候だ。

Nuffは、鹿児島はもちろん、国内外からセレクトされた生活雑貨、衣類、家具等、”本当にいいモノ”を取り揃えたお店。

また、様々なワークショップ、マルシェなども開催し、日々の生活にわくわくをプラスできるような、そういう場所。

自然に囲まれまくっているので、心まで満たされる空間。 今回のワークショップも、その一環でここで開催されるワケだ。

今回、キャンドル作りを教えてくれるのは、県内外で様々なイベントに参加されている、MOUNTAIN HIGH CANDLEの山田さん。 僕は面識はないが、名前と、山田さんの作るキャンドルは、様々な場所で聞いていたし、見ていたし、実際にキャンドルを購入していた。 そんなこともあって、いつか会いたいなと思っていたので、このワークショップに電話で応募した。

ワークショップの定員は10人。 今回は9人での開催だったが、山田さんをのぞいて、参加者の男性は僕一人。

根が人見知りの僕は少し緊張した。 全員、軽い自己紹介をしてキャンドル作りがスタートした。

これくらいの人数でのイベントは全然知らない人らでも最後は距離が少し縮まるので好きだ。 まして、それがワークショップならなおさらだ。 今回は円柱状の高さ15センチ程のグラデーションキャンドルを作る。

まず、山田さんが手順を説明しながら見本を見せてくれた。

手順としては難しいものではない。 4人、5人が2つのテーブルにに分かれて、各自、自分だけのオリジナルを作り始めた。

まずは色だ。 着色されたロウがズラリと並んだ。 僕は緑と茶色が好きなのだが、最近その僕の中の二大色に、青、正確に言うとネイビーが食い込んできてその勢いが止まらない。

緑のキャンドルは家にあるので青にしよう。 グラデーションということで2色以上を選ぶ。

僕は青と白にした。 青と黒にすれば、交わるところでネイビーになるかな。とか思ったりもしたが、何となく気分的に白だったので白にした。

最初に青を入れて、その上から白を入れた。 あとはこれを1時間ほど冷して、仕上げをして終わりだ。

1時間冷やしている間は休憩で、敷地内にあるカフェ、MATHERuBA Cafeで昼食をとる人がほとんどだ。

僕もそのつもりではいたが、外に出て、ビックリするほどの車の数と、カフェが待ちだと聞いて諦めた。

平日のランチタイムにここまでたくさんの人が訪れるカフェがこの丘の上にあるという現実にビックリしたと同時に、近いうちに早めにメシ食いに行こうと決めた。 常にあるのかわからないが、好物のカレーがあることもリサーチ済みだ。

そんな休憩時間、ランチを終えて戻って来た、宮崎から来たという親子と趣味の話などで少し打ち解けた。 そんなこんなで、休憩後、みんなの作ったキャンドルがテーブルに並べられた。

当たり前だが、なんとなく見た感じで、山田さんの作ったそれが一番きれいだ。 奥深さを感じた。

ただ自分オリジナルのキャンドルなんて初めての体験だったので、どうしても自分のそれが可愛く見えた。 THE 親バカ

 

一緒に作っていた参加メンバーも言っていたが、もう一個作りたくなる。 次はこうしたい。という願望的なものが出てくる。 出来上がったキャンドルを仕上げて、ワークショップが終わった。

最後に山田さんと色々、お話をさせていただいてまた刺激をもらった。

最初も言ったかもしれないけど、モノ作りももちろんそうだが、ヒトとの繋がり これもまたワークショップの大きな醍醐味だと思った。 家に帰って、山田さんの言葉を思い出した。

「キャンドルは火を灯さないともったいない。」

形や色合いが綺麗過ぎて、なかなか火をつける事を躊躇してた今まで買ったキャンドルたちを並べた僕の手にはチャッカマンが。 その言葉に背中を押される様に一個一個バージンたちに火を灯していく。

部屋の電気を消して。 灯されたキャンドルの火が部屋のガラクタを照らす。

そのままボーッと。

スゴく温かい。 魅せられる。

今までとは逆に、このキャンドルたちの、この形が変わっていくのが楽しみになった。

手作りってのは良い。 そこに気持ちがある感じがするから。

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