2017.04.29
一日だけの村でヒトとヒトとがハードルなく交流する場。
presented by enミーティングproject
https://www.facebook.com/ワンデイビレッジproject-428056994065615/
written by Ryoji Hamazono
ワンデイビレッジ in 南大隅
2017.04.29
@南大隅みなと公園
一日だけの村でヒトとヒトとがハードルなく交流する場。
ワンデイビレッジ。
直訳すると、「一日村」。
このイベント、公園やキャンプ場(今回はみなと公園)を村として、そこに来る人たちを村人とする。
村には簡単な掟がある。
1、あいさつは握手で。
2、仲良く
3、ヒトの意見を受け入れる
誰にでもできる。
誰にでもできることだけど、意外と普段の生活ではやらないことや、やれていないことでもある気がする。
でも、これらのことは実はヒトと打ち解ける速度を少しだけ速めてくれるナイスなツールだったりすると思ってる。
このワンデイビレッジ、通称ワンビレは実は2016年に第1回目を指宿は休暇村エコキャンプ場にて開催した。
「した」というのも、僕自身、このワンビレの主催メンバーである。
そんなことで2回目となる今回は、南大隅みなと公園にて、しかも鹿児島の肉が集うビッグイベント、「肉月灯」とコラボレーションときた。
肉月灯側には、「学校へいこう」で有名になった軟式グローブも登場して会場を盛り上げていたが、僕は基本、ワンビレ会場内にいたので今回はワンビレのレポートをサクッと書こうと思う。
基本、このイベント自体、なんというジャンルでくくるのがいいのかわからないので説明が毎回大変なのだが、ようは1日だけの村で住民になってみんなで楽しく遊ぼうよ的イベントである。
その村では様々なお店が出店している。
DJが回すイカした音楽が流れる中、
テントを張ってキャンプスタイルで一泊するヒト、
BBQをして仲間と盛り上がるヒト、
缶ビール片手に笑顔でフラつくヒト、ハンモックで寝るヒト、
シャボン玉で遊ぶ子供たち。
皆が同じ村の住民として、それぞれ自由に遊んでいる。
そんなユルいイベント。
本当はそこでなにか繋がりが生まれて、今後も一緒に呑みに行く仲間になったり、例えば付き合って結婚したり、ビジネス的な面でタッグ組んだり,
1日だけの村だけど、そこで出来た関係はその後もずっと続いていって欲しいなとか思ってる。
なのであえて掟みたいなものを作って「知らないヒトと接触する」というハードルをグンと下げてるわけです。
4月29日の鹿児島は快晴も快晴。
かといって特別暑い訳ではなくロンT1枚でちょうどいいくらいの気温でまさにキャンプ日和な休日だ。
村全体も自由でユルい、とてもいいヴァイブスに包まれていた様に思う。
とくに、フリスビーにメッセージを書いてみんなで一斉に空に投げ、落ちてきた別の誰かが書いたメッセージ入りフリスビーを受け取る「メッセージフリスビー」なんて最高の参加型催し物だった。
陽も落ちて暗くなり始めると、みんな個々に自分たちの家、つまりテントに戻り、仲間内でBBQなんかの支度を始め出す。
夜は夜で、泊まっているヒトたちに声をかけて、みんなでキャンプファイヤーをした。
夜は若干まだ肌寒かったので、炎の温もりがちょうどいい。
ファイヤーを囲んでみんなで喋ったり、歌ったり、踊ったり。
漫画ワンピースの宴実写版の様な、夢みたいな最高の時間だった。
泊まる予定のなかったヒトも、昼間に仲良くなったヒトのテント前で一緒にBBQして、そのまま寝る。なんて光景も見られた。
こういう自分たちのイベントきっかけでなにかアクションが起きるとスゴく嬉しく感じる。
1つでもそういうことが起きると心からやってよかったなと思うのだ。
今回のワンビレで自分自身もかなり色んなヒトと知り合う事が出来た。
それで終わらせず、おもしろそうなヒトなんかには今後も関わらせていただこうと心の中で密かに思っているところだ。
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