Keep On written by ハマゾノリョウジ


日に日に心が狭くなっていっている気がする
 
 

ちょっとしたことでイラついたり怒ったりしてしまうことが多くなってきた
 
 

これはいかん
 
 

自分に余裕がない証拠だ
 
 

余裕がないということを周りにアピールして歩いているようなもんだ
 
 

なんとも滑稽である
 
 

思い通りにいかないことなんてたくさんあるが、そんな事は世の中の人ほとんどがそうなわけで
 
 
 

思い通りに行くわけないが、思ってないと思い通りにはならない
 
 
そういう矛盾の中、僕らは生きている
 
 

三度目の正直と言うが、二度あることは三度あるとも言う
 
 

そういう矛盾の中、僕らは生きている
 
 
 

思っているだけではダメなのだ
 
 
思って、行動しなければいけないのかもしれない
 
 
 
散々、ザ・スナップ を撮りまくると息巻いていたくせに、先日のワンビレ2日目、思ってたのに二日酔いで身体があまり動かず、スナップを2枚しか撮れなかったのは僕が悪いことくらいわかってる

そういうとこだよ 
 
 

まぁなんにせよ心が狭くなってきてるのだ
 
 
 
心をジャッキかなんかをカマして内側から物理的に広げてやりたい
 
 
 
 

狭いといえば僕のおデコも狭い
 
 

女性のおデコが狭いってのは、なんとも愛らしくてお人形さんみたいってなもんだが、着実にオッサン化している男のデコが狭いとあっては、お人形さんなんてポップなものでは済まされないのだ
 
 

自分のデコが狭いと気付いたのは高校生の頃だ
 
 

同級生にデコが狭いと指摘され、テレホンカードをデコに当てがったところ、テレホンカードよりもデコが小さいということを証明された事で、己のデコの狭さに気付くと同時に、今まで気にもしてなかった、他人のデコの広さに嫉妬する日々がスタートしてしまうのだ
 
 

言い換えるとデコのサイズを気にしない人生が終わったと同時に、デコのサイズを気にする人生が始まったのだ
 
  
終わりは始まり、始まりは終わりなのである 
 

 
 
 
今まで散々親に反抗したり、友達と爆笑したり、100メートル走を本気で走ったりしてきた
 
 

それもデコが狭い状態での話だ
 
 

今までしてきたこと全てが急に恥ずかしくなったりした
 
 

うるせーな!と親に反抗している僕のデコは狭いのだ
 
 

まじかー!と友達と爆笑している僕のデコは狭いのだ
 
 

はぁっはぁっ!息を切らして100メートルを猛ダッシュする僕のデコは狭いのだよ
 

うーみーはひろいーなーおーきーいーなーー
 
の唄でさえ、名指しのディスソングに聴こえてくる始末
 
 

少し前に「僕も昔はデコ狭かったんですよー」と友人である美容師のDSKがカミングアウトしてきた
 
  
 
DSK on ザ・スナップ
 
 

何を隠そう彼は僕の思う理想のデコの持ち主なのだ
 
 

授業中デコを拡張しようと毛をムシり続けた努力の末、毛根側が諦め、毛が生えてこなくなり、彼は実に男前なデコを手にしたのだ

 

僕もその話を聞いてから剃り込みを入れる辺りから毛をムシり取るという拡張工事に着工したのでもう5年後くらいには理想のデコが完成予定である
 
 

やはり思い続けているだけではダメだ
 
 

思い、着工し、且つ続けなければならない 
 
 
     written by ハマゾノリョウジ

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