history of SADABOU 〜第一話〜    written by さだ坊


初めまして。

ペンネームはさだ坊でお願いします。

指宿市に生まれ鹿児島市に住んで25年です。
鹿児島以外に住んだことは一度もありません。

鹿児島で生まれたら学生時代まではこのパターンは多いのかな。

なぜ鹿児島以外に住まなかったのか。

それはそういう勇気やタイミングがなかったのかもしれません。

でも理由はあります。
この日!ってのはわかりませんが、高校卒業してすぐ就職して3年半いた会社を辞めた、あの時かな。

私は、何かを辞めるのって結構嫌なタイプだと思っています。

このパターンは多いのかな。

塾や習い事を辞める時や彼女との別れ。

経験したことがあるけれど、あの修羅場感がイヤなんでしょうね。

で、なぜ会社を辞めたのか。

今のこの仕事が本当に好きなのか?と自分に尋ねたんです。

この仕事自体は好きか嫌いかで言えばわからない。が答え。

は?

じゃぁなぜこの仕事に就いたのか?

有名な会社に就職した方がいいよなー 
 ↓
求人票を見る
 ↓
ここにしよう。

という流れだったな。。

は?

ちょっと待てよ、仕事で選んでないな、俺。

どうやって仕事って選ぶのが正解なのか?

小さい頃にガソリンスタンドで働くとか言ってたな。

なんでけ?

一つ上の兄ちゃんが電気屋さんになりたいって言ってたのを聞いて、そういう何かになりたいのを決めた方が周りの人もチヤホヤするんだ。

じゃぁなんか決めようって事で、ガソリンスタンドって言ったな。

ガソリンスタンドで本当に働きたかったか?

いや、別に。

ナンジャコリャ。

わけわからん。

じゃぁ、好きなことってなんけ?

高校って何した?バドミントン部・・・先輩に言われて入ったな。

でも小学生の頃バドミントンのスポーツ少年団に入ったな。

バドミントンラケットがたまたま家にあり、近所のタケシ君と遊んで楽しくて、スポーツ少年団があるってことを知って、タケシ君と一緒にスポーツ少年団に入ったね。

入ったら本格的だから基礎練習みたいなことして面白くはないけど、試合をするうちに勝ちたくなって勝ったら楽しいけど負けたら悔しい。
勝つためには練習と技術を上げないといけない。
先に入ってる人には勝てないよ、だってさに入ってるから。

あれ?でも勝った。

なんでけ?

先に入った人が下手になる事はない。

なんでけ?

上手くなったのけ?

わからん。

でも勝ったら嬉しいから頑張ってシャトルを拾ってスマッシュ打って。ってしてたからもしかしたらバドミントン部に入ったら活躍できるかも!

先輩が誘ってくれてるし。って入ったな。

バドミントンは楽しかったけど、高校の時は先輩たちが強くて団体戦で県3位になったのが一番いい成績か。

で、バドミントンを仕事って無理か。

何屋さんよ。

わからん。

中学生は多感過ぎて面白くなかったな。

不良になれない中途半端なヤツだったな。

小学校・・・なんか面白かったな。

6年生の時もワケわからないこと言って盛り上がってたし、頭をポリポリしただけでウケてたな。

なんだったのけ。

5年生も楽しかった。

4年生は先生となんか合わなくて面白くなかった。

3年生は校長室に呼ばれて怒られる事してしまったけど、楽しかった。

2年生は隣の小学校から転校したけどみんな仲良くしてくれた。

転校生ってなんか頭良いとかスポーツできるとか、なんかそんな感じでチヤホヤされたなー。

学級委員長したし。

学習発表会で主役したなー。

先生が候補を3人選んでそのうちの一人で、少しセリフを言わされて主役に選ばれたなー。

なんだったのかなー。

終わってからの「あー終わった。ホッとするな」とか、今思うと「達成感」を初めて感じた。

ん?

やっぱり、なんで選ばれたのけ。

転校生だったからけ。

演劇なんか経験ないし。

なんで選ばれたのけ。。。




・・・恥ずかしいから人には言えないけど、もしかして、

もしかして、才能があるのけ?

    第二話へ続く。。。

                           written by さだ坊

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