2016.12.18
鹿児島市の吉野の住宅街にポツリと構えるアウトドア用品専門店がある。
ASOBI。
なんとも心躍る店名。
店内には所狭しと国内外のキャンプメーカー用品が陳列されていて、キャンプ好きにはたまらない店だ。
今回はここ、「ASOBI」の店内にてレザー(皮)を使用したものを作るワークショップが行われた。
作れるものは全部で3種類。
・コインケース ・カラビナ付きストラップ ・ペットボトルホルダー
どれも筋にアウトドアがビシッと通っているアイテムである。
僕自身、このワークショップの案内をASOBIのfacebookページで観た時、ちょうどコインケースが欲しかったので即効で電話をして予約を入れた。
ASOBI facebook page
https://www.facebook.com/campasobi/?fref=ts
キャンプに行くときなんて、特に、財布のカード類は必要ないが、朝ジュースを買ったりするくらいの小銭くらいは持っておきたい。
そんな欲望を、このコインケースという代物はスタイリッシュに満たしてくれる。
ちょうど欲しかったものを、しかも自分で作れる、
さらに驚きなのはその値段設定
コインケース 700円 カラビナ付きストラップ 300円 ペットボトルホルダー 400円
値上げ値上げの昨今、こんなことがあっていいのだろうかという様な額。
なんというか、グッドタイミングもいいとこだ。
当日は昼過ぎくらいに友人と吉野へと向かった。
この友人、年齢こそ違うが実家も近い、いわゆる幼なじみってやつで、5歳くらいから今までずっと遊んでいる。
腐れ縁
腐れ過ぎて、今更もう話す事など一つもないといつも思うんだけど、毎回ウンコみたいな話で盛り上がる、腹筋がシックスパックになるくらい笑う事もある、そんな感じ。
そいつと十影というラッパーのmix cdを聴いて、爆笑しながらASOBIに向かったのだ。
吉野の住宅街の中にあるので、道に弱い僕は迷いながらようやく到着した。
到着して、店に入るなり「ワハハハ」と豪快で陽気な笑い声が店内に乱反射した。
このASOBIは藤崎さんという夫婦で営んでいる店だ。
とにかく2人とも親しみやすくて、よく笑う、素敵すぎる夫婦という印象。
僕ら2人も一瞬で馴染んで、すぐに店内の乱反射に2つの笑い声を追加することになった。
さてさてワークショップの内容に移ろう。
コインケースを作る
一枚のカットされた皮をイイ感じに折り目を付け、穴を空ける。
その穴にボタンを取り付ける。
終わりである。
は、はやい。
しかも楽しい。
その勢いでペットボトルホルダーも追加で作成した。
これはさらに早く終わった。
この速度で終わるワークショップなのに、この速度で、しかもシラフで打ち解けれる。
おそらくワークショップの時間自体は15分くらいで終了したが、店自体には3時間ほど滞在して他愛のない話で盛り上がった。
その居心地の良さは僕らの滞在時間が物語っている。
話は変わるがここのお店は新品のキャンプ用品はもちろん、アウトレット品も扱っている。
これがまたおもしろくて、ジャンク品なんて0円だ。
ランタンやテントなんかも格安で販売している。
一緒に行った幼なじみのヤツなんて、このジャンク品を0円で購入(?)して、その場で修理して持ち帰った。
すかさず、
「それをここに500円で売りにくるんじゃないの〜?」
と藤崎さん。
この返し。僕が女性なら惚れてるところだ。
なんかこのまま一緒にキャンプに行きたくなった。
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